血染めのユフィ

あ"あ"……………。

ついにやっちまったよ、ユフィ。

いや、ルルーシュ...orz


こうなることは、予め分かっていたとはいえ、
実際この目にすると、やはり辛い。


鬼の目にも涙、ならぬ、ギアスの目にも、涙... か。


とりあえず、もう一度見返してから、
あらためて更新。(あ、一応ネタバレ満載す)



stage22 「血染めのユフィ」


......さて、桜の花芽も無事に咲きほころび、
ユフィたんの独立宣言した、行政特区"日本"
への申請も、ついに20万人を超えた模様です。

「スザク、あなたのいるおかげです」
「いいえ、皇女殿下自らの宣言があったからです」
感謝しています... 私の方こそ...


何この穏やかな冒頭の二人の場面。
もう、本当にすべてが順風満帆で、ただただ
微笑ましく、ひたすらにこやかなユフィとスザク。
ああ、なんという... やめろやめろぉ。―このささやかな
二人の幸せを、虚しくぶち壊すような非情な真似は。
罪もない人々の願いを、踏み躙るような非道な真似は...


とは言っても、やめないのが谷口鬱クオリティ(汗


リアル工房だったユフィならではの(笑)
この斬新な発想には、妹の考えに理解を示した
懐の深い(?)シュナイゼル兄上は勿論のこと、
さしもの姉上ネリ様も、渋々了解した御様子。

さらにキョウト六家の桐原公は、
サクラダイト採掘に絡んで、自分だけ
抜けがけしたと勘ぐられ、さらにさすがは、
ゼロの、黒の騎士団の今後の行く末を一人
案じるは、久々に登場した巫女姫、神楽耶。

さすが神楽耶姫、何があろうとゼロ一筋です(笑)



それはともかく、当の黒の騎士団内でも、
今回の件は、さすがに大きな波紋を呼んでいるよう。
自由と平等を謳い、人々の幸せを心から願う、
由緒正しいお姫様であるユーフェミアの前では、
さしものゼロも、ただの怪しすぎる謎の変態仮面男、
でしかありません。―ピンチだ、ゼロ、そして黒の騎士団。


そんな中で扇は一人、晴れて恋人となった(!?)
ヴィレッタの言葉を胸の内で反芻する。そして騎士団ごと、
特区に参加できないかと。本当に純情派の扇さんは、
この組織の幹部には向いてないなぁと実感(笑)

でも、当然そこに参加すれば、騎士団は、
平和という名目の下、武装解除させられる。
何か本当に、核議論も真面目に出来ない、
今現在の日本を彷彿とさせるような話だな...


そうか、やはりゼロや黒の騎士団の
立ち位置って、ものすごく反社会的な
ところにあるのだと、あらためて実感。

...まぁ当たり前ですけど。その反社会的な
力によって人々を扇動し、本物の時代を
作りあげようとする、カリスマゼロの思惑。
Oh,アウトサイダー、ゼロ。


しかしそれが、桐原公も懸念するように、
ゼロが、かつて王位継承権を奪われ、公には
死んだことになっている、ブリタニアの皇子
だと知れたら。ルルーシュの真の目的を
皆に知られたら。それこそ、特区参加や
黒の騎士団存続やらの話ではない。

そうなったら、本当にルルーシュは、
ブリタニアは当然のこと、日本側からも、
当然、本物の悪者扱いにされてしまう。
確かに、そうは簡単にはならないんですけど。



そんな喧々諤々してる騎士団団員を尻目に(笑)
当のゼロ様であるルルーシュ本人は、お気楽に?
シャーリーとの待ち合わせ場所に、パシリ君(爆)
リヴァルのサイドカーで登場。でも、何かやはり当の
シャーリー自身は、ゼロ=ルルーシュに、思う所が
あるようですが...(先週は綺麗に先送りされてただけにね)


そこでブリタニア貴族と、その下っ端の使用人イレヴン
女性との間で、いつかもどこかで見たことのあるよな、
酷い光景が。さらに、我らがおせっかい焼き、正義感丸出しの
ルルーシュ君は、当然そこにさりげなく割って入るわけですが...


なんというかルルーシュ、正義感というか、
ゼロ丸出しだって。しっかし、この人ってば、
本当に根っからの皇子様なんだなぁと(笑)
つまらないところで感心してしまったり。


しかし、さりげにこのシーン、どう見ても後半の
重要な伏線だよな。そこで当然ルルーシュは、
哀れな一イレヴン女性を救うために、というより、
小癪なブリタニア貴族様に一泡吹かせるために、
またもや、特殊能力ギアスの無駄使いを...


でも...
いつまでも、あると思うな、親心とギアスの
恩恵ってね(笑)本当に無駄使いは人類の敵です。
さらには、

「借り物の力を、自らの能力と勘違いする―
貴様のような輩(クズ)は、人知れず死んで...」


あーやばい、やばいよ、今回その台詞を吐くのは
ルルーシュ。何か、ものすんごく、地雷臭い。


一瞬、ちりっとした痛みが左目に走ったのか、
貴族様へのギアスは、寸止めで不発に終る。
嫌だな不吉だな。深入りしたら危ないのは、案外
部外者のシャーリーだけじゃなかったり(苦笑)
おそらく当事者のルルーシュ本人ですら...

よく解らないものを、惜しげもなくホイホイ使うから(爆)

さすがギアス、世の教訓に満ち満ちていますな。

本当にルルお得意の「うっかり」や慢心そのものが、
いつ命取りになるか分からない。ほんとにルルーシュ、
そのこと、よく解ってやってんのかしらん。ていう...



そして、いつのまにやらな、桐原公とダルトン将軍。
さりげに脅されてます、桐原翁。おとなしく無血開城し、
キョウトを解散。そして黒の騎士団への援助を絶てと。
明日の式典に来るも来ないも、どちらにしても、
ゼロ、ルルーシュの前途はない、と。


それを知ってか知らずか、ルルーシュの表情も険しい。
でも、いつも通り帰宅すれば、ナナリーの前では彼は、
普段通りの優しい兄の顔に... それでもナナリーは、
ルルーシュの僅かな声色の変化を、確かに読み取り、

「ユフィのこと、好きかい?」 お兄様だって...
そう尋ねられ、当然のようにイエスと答えるナナリーは、
鸚鵡返しに、ルルーシュにも問うけれど。
「ああ、好き"だった"よ」
と、さりげなく返され...

もう、
コロス気、満々。

でも、いざとなると、その決心が揺らぐのが、
やはり、ルルーシュクオリティorz
なんだかやっぱりナナリーは、お兄様の
すべてを知ってそうな雰囲気ですが...?



そして、やってきました、本日は晴天なり、
翌日の式典会場。でも、一つぽつんと残された、
ゼロのために用意された空席。それを尻目に、
少しだけ淋しそうな表情のユーフェミア。

しかし、そこへ時間ギリギリに颯爽と現れる、
ガウェイン、そしてゼロ。今にも肩から滑り落ちそう(ry
とかいう茶々は置いといて、やはり天性の目立ちたがり屋、ゼロ。


『どういうつもりだ... お前の正体は儂が墓まで持っていくつもりを...』 桐原公の脳内再生台詞が、さりげに美味しい(笑)

やはり騎士団が特区に参加するということは=
ゼロの正体も明かす、ということなんでしょうか、
自動的に。しかし桐原が言うように、さすがに
それをやったら、お終いだよなぁルルーシュ、
そしてナナリー的にも。それこそ飼い殺しだ...


しかし、そんなことを一切思わない純真ユフィは、
「ようこそ、ゼロ!」と、嬉々とした明るい表情で、
意気揚々とゼロを出迎える。そんなユフィにゼロ=
ルルーシュは二人きりで話したいと持ちかける。やはり
この時点でルルーシュは、ユフィを... だがしかし。


確かにゼロ=ルルーシュであることを、一人だけ
知っている彼女にとっては、ルルーシュを自分の
味方だと信じて疑わないユフィにとっては、本当に
ゼロを心から出迎える自信があったのでしょう。


だから、敢えて(当然だけど)自分の騎士である、
スザクの制止も振り切って... 本当にゼロを信じきった、
おおらか穏やかな笑顔で。でも本当にユフィって、
ことごとく純真無垢なんだなぁと。その彼女自身でさえ、
激しく疑い、上から見下されていると思っているルルーシュは。


確かにこれまで、ことごとく裏切られてきたルルーシュに
とっては、そのくらい捻くれてしまっても無理はない...?
まず最初に父に裏切られ、そしてここへきて親友のスザク、
さらには、かつての初恋の相手である異母妹ユフィにまで。
確かに超大国ブリタニアを一人敵に回している時点で、彼は。



そして...
なぜかユフィに安心して待つように諭された
スザクは、ゼロの降りたガウェインから、
異様なオーラを感知。キタキタキター、
神根島での謎の一件が、やっとここで。

当のC.C.御自身も、スザクがあやしいと
踏んでいる御様子。かつてのナリタでの
間接接触、そして。(おそらく、これが噂の
C.C.似た者同士V.V.とスザクとの関係に繋がる?)


「ゼロは生死をさまよい、奇跡の復活を遂げ、讃えられる―」

ユフィにニードルガンを差し出し、ゼロを撃つように促す、
ルルーシュ。ああ、それで「メシアは一人いればよい」ね。
でも上記、奇跡云々いう台詞は、個人的に少々気になるわ...
(やはり「死と再生」の星、冥王星の人なのか...)



そして晴れて再び御対面、のスザクとC.C.―
だがしかし、その瞬間、ルルーシュのいわくつきの
左目に走る激痛... 同時にC.C.も、左目を抑えて、
その場に蹲る。思わずC.C.に駆け寄るスザク。

やめておけばいいのに(苦笑)その瞬間またしても、
間接接触によって、スザクはC.C.の怪しい精神世界の
坩堝へと。その中に現れる、マリアンヌ皇妃の面影。


ちなみに以前、ルルーシュが垣間見た、C.C.の過去
映像にいた、ギアスを瞳に宿した少女は=マリアンヌ、
という考察があるのですが。だとしたら、やはりルル
ママンもギアス能力者ということに。その関係で、
ルルーシュにも、その素質が遺伝しているのだと
したら、最もありがちな話になりそうだけど。


どちらにしても、その瞬間、何らかのショックに
よって、気絶してしまうスザク。C.C.は未だ苦しげに、
左目を抑えている。「まさか、もう...」C.C.のふと
漏らしたこの言葉が、なんだかとっても意味深。


いや、それ以上にルルーシュが...

「これ以上施しは受けない、俺を哀れむなっ!」

って... ものすごく必死で、そんな彼がとても
不憫に思えてしまい。でも、そんなことは、
ユフィからしてみれば、本当にどうして!?
と、疑問に思うことばかりなんですけどね...
けれど、彼は。

「俺は自分の力で手に入れてみせる!
そのためにも、汚れて貰うぞ...ユーフェミア!」

(確かに漏れなく汚れるんだけど、ねぇorz)


あー... 確かに彼は非情にプライドの高い人。
ただでさえそうなのに、これはもう完全に、
他人を信じることができなくなってしまってる
っぽい。というか、肉親であるはずのユフィの
善意の言葉でさえ、既にルルーシュには...


だがユフィは毅然と言い放つ。皇位継承権なら、
捨てた、と。実はユフィの決心は、それほどまでに
固いものであった事実がここで... これにはさすがの
ルルーシュも驚く。「私の我侭を聞いて貰うのですから、
それなりの対価は必要でしょう?」
真白く微笑むユフィ。


てっきり自分たちを、自分とナナリーを上から
見下ろし、施しを受けさせようとしていたとばかり
一人勘ぐっていたルルーシュは、その瞬間、
すべてが自身の思い違いであったことを悟る。

そしてさらに、目の前のユフィがナナリーのために、
お兄様といつまでも一緒に...という、たった一人の
妹のその願いをかなえるために、今日この時、
自分の前に立っているのだという真実を知って。


その瞬間、ルルーシュの固く凍り付いていた心は、
雪解けの時を迎える。その氷の心を溶かしたのはユフィ...
そう、彼女の純粋な兄妹への慈愛の思い。彼女自身の
「本当に大切なもの」―ただそれだけを守るために。
そのための今日この時であり、そして特区日本でもあった。


無茶なやり方なのに、いつでもすべてを手に入れてしまう。
そう告げるルルーシュの瞳からは、もう禍々しい憎しみの
光は消えていた。副総督や皇女殿下である以前に、
彼女は、まっさらな少女ユフィ、その人であったのだと。

「"ただのユフィ"なら、一緒にやってくれる?」
そのユフィの真剣な眼差しには一点の曇りすらない。
そして、その純真無垢な澄んだ瞳を、ルルーシュは
信じることにした。差し出されたその手を握り返し。


ルルーシュにとって最悪の敵、ユフィ。
それはある意味で真実なのかもしれない。
その無垢な魂の前には、どのようなどす黒い
思惑でさえ、おそらくは透明に見透かされてしまう。
だから...

「君の勝ちだ...」 潔く負けを認めるルルーシュ。


もうもうもう―この辺でやめておけばよかったのにorz
だがしかし、後悔先に立たず... すっかり油断したのか、
天性の「うっかり」モードを発動させてしまうルルーシュ。
これはもう、うっかり口を滑らせてしまいました、的な
ことでは済みませんぞ―本当に笑えない。誰も笑えない...


「例えば、日本人を殺せと言ったら、君の意思とは関係なく...」(!?)

ユフィの意思ばかりか、ついにルルーシュの意思まで
無視し、突如発動するギアス!本当に自動的なんだよ...
そう、さすがに今回ばかりはっ―嗚呼。ここへ来て、かつての
哀れなギアス使い、マオの話が教訓的に意味を成すとは...


ここ最近、ルルーシュがやけに左目に手をやり、
こすったり、何かしら気にしていたのは...
ギアス能力者の末路。その大きすぎる力を
手にしたことにより派生する、残酷な対価。
回り出す、運命の歯車、ギアス。


嫌...殺したくない!と、必死に被りを振って、
自らの運命に抵抗し、その場に蹲るもユフィは。
まさか彼がギアスを持ったことの最初の代償が、
この純真な少女ユフィを、その餌食にしてしまうことだとは...
(ほんとにルルーシュ救えねぇ...汗)


「そうね...日本人は殺さなきゃ...」(怖っ)

ルルーシュの制止も聞かず、床に転がった、
ニードルガンを手にすると、会場へと走り戻るユフィ。
(おぃルルーシュ、なんで止められないっ...爆)

シュナイゼルの漏らした、「ユフィのおかげで...」
という言葉の真意も、気になるところですが。
(まぁありていに言って黒の騎士団の壊滅か)


正直、ルルーシュはもっと早く気付くべきでしたね...
このギアスという能力が持つ、真の怖ろしさに。
いや、最初から真実を悟るべきだった、本当は。
―けれどもう、遅い。すべてがあまりに遅すぎる。
本当に何度、この言葉を呟いたことか。
.........ルルーシュ、君という人は。



うぇーん、いやーん、・゚・(つД`)・゚・
こっこれはさすがに鬱だ...

正直、谷口作品は「リヴァイアス」なんかで、
その鬱耐性は、とっくにできていたと思ったけど。
なんかもうね、やってくれちゃいましたね、という
感じですわ... もしかしてこれは、アニメ史上に残る?
というくらいの、実に思い切った衝撃展開ですね...
(旧くはイデオンなどの富野作以来の衝撃と、か...あ。エヴァねぇ。笑)


「日本人を名乗る皆さん!お願いがあります―死んでいただけないでしょうか?」 …………_| ̄|○  

あのぅ...皇女殿下、そ、そのように、あまりに
無邪気な口調で、お願いされましても...


ユフィを追い、会場に急ぎ走り戻ったゼロ。
その目に映ったのは、気絶して倒れているスザクの姿。
それはともかく、早くユフィを止めないと―取り返しのつかないことに。

そのいきなりな言葉に唖然としている日本人たち。  
けれどユフィは、さらに続ける。自殺してくれないなら、
兵士の皆さん、かまわないから殺っちゃってくださいとか言ってるし...
(その皇女殿下の御言葉を真に受ける兵士達...)


「さあ!皆殺しにしてください。...虐殺ですっ!」

その一発の銃声が引き金だった。
笑顔でガンを真っ直ぐかまえ、ユフィは
躊躇うことなく、目の前の老人を...

さらには、ユフィを止めようと声をかけた
ダールトンまで。最早誰にも彼女を止める
ことはかなわない。そう、当のギアスを
彼女にかけてしまったルルーシュ自身にも...


「ごめんなさい...でも日本人は皆殺しにしないといけないの...」
とても申し訳なさそうに、ユフィの凶弾によって、
その場に倒れたダールトンに語りかけるユフィ。
その命令は一体誰のもの―誰が望み、誰が仕掛け、誰が...
しかしもう、ルルーシュの言葉はユフィには届かない。


スザクが銃声に目を覚ますと、既に会場内は、
流血の惨状へと化していた。まさに阿鼻叫喚の嵐。
ああ。それで、サブタイトルの「血染めのユフィ」、ね。
自分自身の血で赤く染まるより、ずっと破壊力抜群...
もう、ユフィには壊れるしか道は残されていない。


ぐはぁ、皇女様自らマシンガンを抱え..
思わず、カ・イ・カ・ン...♪という、
名台詞を添えてあげたく...orz

飛び起きるや否や、すぐに一方的な発砲を
やめるよう、兵士達に呼びかけるスザク。
しかし、元日本人であるという事実の前には、
彼自身でさえ、その銃口に狙われる始末。


ユーフェミア様の直々の命令だ、という
兵士の言葉に、 信じられないといった
驚愕の表情を浮かべるスザク。

けれど、この事態は紛れもない真実...
(おそらく世界中に生中継されてるだろうし)



ゼロである自分に縋る、瀕死の老婆。
その口から漏れた「救世主」という言葉に、
ゼロ、ルルーシュは硬直する。そして、まるでそれが
初めてのことのように、己自身の置かれた状況、
立場を知る。そう、それは彼自身が選び望んだこと...


その老婆の言葉、弱々しいながらも、しっかりと、
自分のマントを掴んだ手の力に、あらためてルルーシュを
襲う衝撃。それこそが、生と死の狭間の慟哭。
(もうこのお婆ちゃん、ルルの枕元に毎晩立つね...)


「やめろ...私は救世主なんかじゃない...メシアなんかじゃないんだ」

老婆が事切れる瞬間、何かが彼の中で弾け飛ぶ。
血と硝煙の耐え切れぬ匂いの中で、ルルーシュは独り..,

「俺に押し付けるな...罪を償えと、すべて背負い込めというのか、この俺が?」

何を言ってるのかな、ルルーシュ...君は。
すべて解った上で、修羅の道を歩むと決めたのでは?
―などという意地悪な言葉も、おそらくは、混乱しきった
惨状と彼自身の頭の中では、何の意味をも成さない。


一人よろよろと逃げるように会場から離れ、通路を
奥へと進むゼロ。そこでダールトンと鉢合わせ。
でも結局、コーネリアの側近中の側近である
彼でさえ、そのまま見逃して逃走、帰還...

(それほどまでにショックが大きかったのか?)



会場外のカレンたちには勿論、映像が途絶え、
一般市民にも、内部の惨状は一切垣間見えない。

そのハッキングは、どうやらディートハルトの
策略のようで。どちらにしても、ディートうはうは。
これで彼のゼロマンセー具合(病気)にも、
さらに拍車がかかるというものでしょう(苦笑)


本当はルルーシュ自身が、望んで招いた
状況ではないにもかかわらず。(そういえば、
前回アバンにて語られていたことが今回の、
そのまま痛すぎる現実にも繋がっていたとは)



さらにもう一人大笑いし、この現状を喜んでいる御方が...
例の黄昏の空中神殿にて、黄昏るどころか、
まさしく辛抱たまらず大爆笑の、若本皇帝。

「あやつめ、やりおったかっ!!!」


「俺じゃない...俺はギアスをかけたつもりはなかった...」
ガウェインのコクピットにて、C.C.が振り返ると、
そこには... マオと同じく常時発動状態の、
ギアス左目を緋(あか)く光らせたルルーシュが。


すべて解っていて、俺は契約した...
これがヤバい力だということくらい...「なのにッ!」


ああ、わかるわかる... 頭では解っているつもりでも、
実際それが導き出す、現状を目の当たりにすると。


それはなぜか、かの隠れ鬼畜と噂された、
我らが兄上シュナイゼル殿下も、どうも例外では
なかった御様子。愛妹、ユフィの犯した惨状に、
シュナ兄呆然。(でも、まだ真意のほどは判らない?)


そして、さらには桐原公のお膝元、キョウトでも。
万が一に備え、重鎮らはお隠れになる計画のよう。
その老人らを、情けない...とどのつまりは我が身大事か。
と、詰ってみせる神楽耶様。家の格だけの女子が!
などと、たしなめられても、その言葉を凛と跳ね除け、

「今動かずして、何のためのキョウトかっ!?」
毅然とした態度の神楽耶様が、なかなか予想外のド迫力。



スザクは単身、姿を消したユフィを捜索すべく、
ランスロットで発進。ユフィが虐殺命令など
出すはずがない... ただそれだけを信じて。

一方、ルルーシュは。

「黒の騎士団、総員に告げる...ユーフェミアは敵となった!
行政特区日本は、我々をおびき出す卑劣な罠だったのだ!」


ユフィの広げてしまった傷を塞ぐために、
いや、さらなる悲劇を広げるために...
ルルーシュ、修羅ボタンその1スイッチオンorz

「ユーフェミアを見つけ出して―殺せッ!!」
......_| ̄|○  


いや、ほんとにもうルルーシュは、すべての
責任を取って、ユフィを抹殺するしかないですよ...と。
それこそ涙を飲んで、だけれども。それこそ、
あのまま生きていても、おそらくユフィは...
(発狂するか自殺するかのどちらか...)


それが、せめてもの...
(償い、となるのだろうか?ルルーシュにとって)
さらに今回、EDの「モザイクカケラ」が、
ルルーシュの胸に切なく刺さる、刺さる...






コードギアス反逆のルルーシュGRAPHICS ZERO

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この記事へのコメント

ラタス
2007年03月25日 13:08
こちらでは初めまして、そしてお久しぶりです。
あの放送当日は、会社帰りに角川書店から発売されたキャラクターブックを購入したのですが、内容はニュータイプ雑誌に掲載された版権イラストの再録に近いものでしたが、ネタバレ気味というか、みんな悲惨になるよんな記事があったのを読んで、すぐあの展開ですよ。
思いっきり顎をはずしましたわ。

>谷口鬱クオリティ
「ちゃぶ台返し」といった方が的確かと・・・。
谷口作品では常にこれがあるんですが、今回のはかなりの大技でしたね。
lucam
2007年03月25日 19:01
ラタスさん、こんにちは~コメントありがとうございますm(__)m

キャラブック、届くのは明日以降だなぁ...
先に届いたDVD3巻&サントラも拝まないと(^^;;

確かに顎もはずれますよね(汗笑)あの問答無用の展開には...(バレを知らない方は特に...)確かに「ちゃぶ台返し」という言い方は的確だなぁ(笑)あのユフィという純真無垢なキャラを、あそこまで徹底的に汚してしまうとは、さすがです。OPのスザク&ユフィの花畑が瓦礫に変わるカットは、確かに意味深でしたね。

なんしても、徹底してルルーシュをドン底に落として、そこから逞しく這い上がる様を見たい、というのはあるかも...(もしかしたら、そのためにナナリーも...!?)色んな意味で、新OPの諸々カットが暗示していることは、怖いですね。

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    Excerpt: コードギアス 反逆のルルーシュ   現時点での評価:4.0   [ロボット 谷口悟朗]   MBS : 10/05 25:25~        中国放送 : 10/07 26:40~   北海.. Weblog: アニメって本当に面白いですね。 racked: 2007-03-25 02:12
  • 今夜のコードギアス 22話

    Excerpt: これはかなりヘヴィな展開ですね^^; ユフィの天真爛漫な性格そのままに「日本人を殺しなさ~い♪」とか、かなりドギツイです… なんか今回は後半の怒涛の虐殺シーン…これにポカーンとするしかないカン.. Weblog: アニオタとカープファンの湯 racked: 2007-03-25 03:21
  • コードギアス 反逆のルルーシュ stage22

    Excerpt: 血染めのユフィの意味が解りましたilli_| ̄|○illi Weblog: Ηаpу☆Μаtё racked: 2007-03-25 04:19
  • びっくり!副総督もまっ赤っか!!(コードギアス第22話)

    Excerpt: 白地に赤く~日の丸染めて~ああ美しい~日本の旗は~♪ってな訳で、行政特区設立式典です。日章旗の準備はよろしいですか?たかが旗、されど旗。白地に紅色の日章さえあれば良いというような、安易なものでは決して.. Weblog: BLOG不眠飛行 racked: 2007-03-25 04:19
  • コードギアス 反逆のルルーシュ 第22話「血染め の ユフィ」

    Excerpt: 惨劇 の 会場 すごい展開になりましたよ。 震えがとまらんっ。 Weblog: Hiroy's Blog racked: 2007-03-25 21:18
  • コードギアス 反逆のルルーシュ 第22話感想

    Excerpt: コードギアス 反逆のルルーシュ 第22話感想いきます。 Weblog: ハピゆき日記 racked: 2007-03-25 21:37
  • コードギアス 反逆のルルーシュ 第22話 感想。

    Excerpt: 22話「血染めのユフィ」 とんでもない展開になりました!!!!! 今回はあんな事があって書き辛いので今回は簡単な感想にしたいと思います・・・。 「血染めのユフィ」の意味がやっ.. Weblog: ハルジオンデイズ racked: 2007-03-25 22:11
  • コードギアス 反逆のルルーシュ鑑賞22話

    Excerpt: 「血染めのユフィ」 不吉なタイトルが意味するところは・・・・・。 行政特区ニッポンを受けて各要人が動き出す。 キョウトの人たちは何故にあんな暗い場所で語り合うのか。 イレブンを.. Weblog: MoonDropDIARY racked: 2007-03-25 22:52
  • コードギアス反逆のルルーシュ第22話

    Excerpt: 彼女がなんだかかわいそうで仕方がなかったです・・・・・来たな 鬱 展 開 !!前回覚悟をしてはいたんですが予想以上の展開にびっくりしましたというか後半のインパクトが強すぎて前半ほとんど覚えてないんです.. Weblog:                 †DIARY†   racked: 2007-03-26 17:06
  • STAGE 22 『 血染め の ユフィ 』

    Excerpt: うわわ!遅くなりました! 引越したは良いものの、ネットに接続できないー!と大騒ぎしてました。。 無事PCが復活してくれてホント良かったです(^_^; それでは簡単に22話の感想いきます~ .. Weblog: 騎士の憂鬱 ―ナイトのゆううつ― racked: 2007-03-27 23:05