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zoom RSS 結構おもしろかった屍鬼

<<   作成日時 : 2011/01/03 07:20   >>

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...つことで、美味しゅうBLでございました(違

いやもう若先生×若御院(もしくは夏野×徹ちゃん)がツボすぎてw

小説も漫画も原作自体全く読んでないけど、
(後者だけ冒頭ちょこっとweb公式にて鑑賞→アニメ本式に視聴)
最近にしては続きが気になって録画一気観しちまう作品も珍しかった

ということで、この年末年始、多少間を置きながら
それでも年明けから#6〜最終回まで結局ノンストップ

少なからず改変されてるだろうけど、原作小説の肝は当然
残してるだろうし、やっぱ小野不由美センセは凄い(今更)ということでFA
それ+あの斬新奇抜なデザインで漫画化したフジリューも!
アニメもキャスト主題歌含め実によかったー

特に後半カノカノOPと爆竹ED...
どちらも作品内容よく解釈してるなぁと
カノカノOPは一緒に歌い踊り狂いたくなるw

それに一応ホラー作だけあって目を背けたくなるよな
グロ描写も当然あったけど、それを踏まえて当然の如くある、
人として生物として(他を犠牲にしながら)生きることの葛藤がグサリとくる
そういう作品背景テーマが当たり前に凄い


村と村民を守るために最後まで奮闘し屍鬼らと戦う野生児医、若先生
あるいは自らの個人的感情でありながら、その素の思いに真っ直ぐ
共感できるクールビューティ高校生夏野(人狼になってまで辰巳らに対抗)

それと、寺副住職としての複雑な立場や自身の潔癖なほど真面目な性格から
その神域に囚われ自由になりたいと願うことすら叶わない若御淫静信
屍鬼の元凶である沙子を「滅びの象徴」として美しいと感じ人狼として守り続ける犬耳辰巳...

尾崎×静信、夏野×辰巳

後者二人(静信、辰巳)は特に沙子絡みの執着でしたが、
屍鬼VS人間の生をめぐる葛藤に四者四様のものが...
本当に色々と考えさせられる深い作品だった

その周辺でも恵、律子、かおり、奈緒あたりに生々しい見応えが
本当に屍鬼と人間との狭間でそれぞれがそれぞれのドラマを演じており
久々に何気に感じ入ってしまった作品


中でもやはり特に若先生と若御院がなぁ...

とりわけ屍鬼根絶にがんがる若先生の姿は最後まで壮絶だった
途中いつ過労死するかと、そればかりが心配でしたがw
屍鬼化した嫁を使って色々実験検証とか見るに耐えない場面もありましたが
でもそういう生の過程を逃げずに描くあたりが実にリアリティあるんだよ

それに対し常に鬱入ってる様子の若御院はいかにも腐受け狙いw
それでも御耽美坊主は坊主なりに悩んでいるのでありました

自作小説(住職兼小説家)にてファンであった沙子を結果、
村に招いてしまった元凶でもあったし(苦笑)あまつさえ、
その屍鬼である沙子と自身を同一視してしまう腐れ坊主...

神に見放された者(兄)=神域に囚われた者(弟)
であったわけなのねン(自身の姿を自著にて投影)

結局、沙子と静信は互いに惹かれあう者同士だったということ
それが屍鬼VS人間という対立図式が出来上がった所に
スッポリ嵌ってしまった...要するに沙子>若先生ということか

それでも一応尾崎とは幼馴染同士というのが辛いな...
若先生は若御院を人間側へ引き止める唯一の象徴であっただけ

自分は所詮、人の間には相容れないもの...
そんな漠然とした認識が屍鬼側に付く理由を作ってしまった
沙子(屍鬼)そのものの生きる者としての主張に共感したという点も当然あったが

誰か人(以外の家畜と捉えてもいい)を犠牲にして生きる=悪なのか
それとも、それは生物として生きながらえる当然の欲求であり摂理なのか

沙子自身が(屍鬼に)決してなりたくてなったわけじゃなく、
そういった言いようのない絶望や絶対的な孤独感も酷く哀しかった
その沙子の気持ちが痛いほど解ったから静信は結果的に沙子を庇った
確かに自分自身を自虐的なほど犠牲にしてまで、というマイナス面はあったが
でも「それ含めての静信」なんだろうなぁ...色々エグイぜ...


確かにこの二人の葛藤と比べると、所詮子供の遊びみたいに
思えてしまうが?それでも夏野サイドも中盤中心に結構見応えあった
徹ちゃん!な部分は実にそれこそ解りやすいBLでしたがw

しかし、かおりと昭は助かってよかった!
総集編があったら絶対この二人が語り部w

でも後半、屍鬼となった自身の欲求(食欲)に勝てなかった徹と
最後まで人の血を頑として受け付けなかった律子の違いはなんなのかと...
そんな律子を見て、苦悩した末の自分の行いにさらに発狂する徹

で、人狼となった夏野は最後に仲良く逝った二人を無言で一瞥
ほっとしたのか絶望したのか結局自分でもよく解らなかったのか?
それでも尾崎同様、最終目的の屍鬼根絶の目的に向かって
ラスト辰巳と対峙...最後まで夏野はクールに熱かった
(中の人の演技も非常に好感持てたし)

にしても人狼になると犬耳が生えるという設定だったら面白かったのにw
夏野に生えなかったのは(若女中さんもいるけど)俺は辰巳たちとは違う、
てな理由からだったんですかね!?やっぱ(違

恵+正雄コンビも後半なんだか楽しかったw
屍鬼となっても人間みたくしてたのはこの二人だけっ
(正雄のキャラはもういわずもがなツボりまくりましたが)

それとGACKTは非常に上手かった...やっぱええ声しとるわ
キャラ的にはそれほど描写されてなかったけど(一応沙子を唯一
許した人間という設定でしたが結局客寄せパンダ?)それでも
中の人の雰囲気作りとしては超一級だったのではと(さすがー)


結局ラスト村炎上のどさくさに紛れて若御院はロリとともに失踪
若先生は勝ったのか負けたのかよく解らない結末に薄ぼんやり...
(それでも先生は頑張りすぎなほど、よくやったと思うよ)

原作読んでないので何とも言えませんが、これは第二の屍鬼城を築く伏線
それがGACKTセイシロウさんでなく鬱気味な若御院と一緒というのがいただけませんなw
あの人は病んでしまうほど真面目すぎるので沙子は逆にそんな坊主に振り回されそう?
お互い似たもの同士というプラス面はあるけど、それだけ辛い部分も同様に...

そんな続きの展開を匂わせたままアニメ版は終了

しかしラストの人間VS屍鬼の血の惨劇はすごかったな...
まるで屍鬼に対して裁いた魚か獣を扱うが如くの人間側の生き残る主張は
屍鬼である彼らの主張とどこが違うんだと...(結局やってることは同じ)そういう
部分含め、やはり生きるということはそんな生温いことじゃないんだと悟らされる

でも、日の光に晒しとけば黙ってても勝手に皆死んでくれるのに、それでも
胸に杭打ち込まずにはいられない、そういう村人たちの復讐心がまたエグイ
これは若先生の行い含めてなんですが...いくら好いてない嫁だからって、
あそこまでやるこたないだろう、いや身内だからこそ自分がやらなきゃならんのか?

どっちにしても人間というのは、実にいやらしい生き物だと実感させられた
罪とかなんとかの概念で殺人を否定していながら、自分達が傷付けられると
相手の言い分も聞かず総出でやっつける...(あ、なんか屍鬼側に同情してる?w)

一体人間とはなんぞや、アンタら何様?とまで思ってしまいました
そういう人のエゴイスティックな側面をじわじわ見せてく手法が凄い
(要するに霊長類、万物の上に立つもの的人のエゴがなんとも...)

終いにゃ静信母や寺の皆まで殺しちゃったし...実際アレは不味くないのか?
若御院にしてみれば、自分が蒔いた種なので罪の意識はアリアリだろうけど
それでも、何となくそれでさえも超越してしまった感はあった人狼化した?ラスト静信だったな

要するにそれぞれの生存競争の中でどう行動するか、ということなんだろう
だから人間側も屍鬼側も、どちらが悪くてどちらがよいという問題ではない
それこそ沙子の言ってた「死は等しく平等であるもの」ということとも符合する
生を考えるというコトは同時に死を考える、というコトでもあるので...

特別酷い死はない代わりに、生自体も決して赦されない生はない、ということか

ここがすっごい人間批判、みたいに思えてきて、最近のホラーはすげぇな、
(原作小説発表はほぼ10年前だけど)などと感慨に耽ってしまったのであります


それにしても、いかにもアミノテツロらしい斬新なOPやED映像もだけど、
この超一流ホラーを(先に漫画化した藤崎竜手腕もだけど)ここまで
息つく暇もないほどの展開で観せていった監督手腕に脱帽!

若二人や夏野、辰巳など(それから恵、正雄なども強烈だったw)
実に濃ゆいキャラの立った人たちを声優演技含めじわじわと抽出していった、
近年では稀に見る?何ともいえない独創的なB級作品でしたね

何か録画を一気に観たので、もう一度見返す気にもなれないがw
要するにそういう心地よい疲れを最後に感じるほど面白かった

しばらくカノカノと爆竹が頭から離れなさそう...
一度漫画含め原作小説手に取ってみようかな?





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